会津若松市の年齢別人口のオープンデータとビジュアライゼーションツールを使って生産年齢人口の変化を可視化してみました。
生産年齢人口とは15歳以上65歳未満の人口を言います。なお15歳未満を「年少人口」、65歳以上は「被扶養人口」と呼ぶそうです。
ビジュアライゼーションツには「RAW」というWebサービスを使用しました。名前の通りRAWデータを簡単に扱えてとても面白いツールだと思います。
・2003年11月
右下の円が「生産年齢人口」で、かなり大きな割合を占めていることが分かります。残りの2つの円をサポートしていくのはさほど困難ではなさそうです。
・2013年11月
この10年間で、60〜64歳の円が少し大きくなったかな?という程度、それほど大きな変化は見られないように思います。
・2023年
今の人口がそのまま10年スライドしたら、というかなり乱暴なシミュレーションですが、次第に円の大きさに差がなくなってきたことが分かります。
0〜9歳は便宜上0で計算しており、多少減るにしても2003年〜2013年と同程度の子供が生まれたとしたら「被扶養人口」と合わせて生産年齢人口で支えるのが苦しくなってくると想像できます。