今回はニセコや長野県で観光事業コンサルタントとして活躍している釼持勝さんを迎え「外国人観光客にいかに会津地域に滞在型観光をしてもらうか?」を目的に、行政や民間企業が持つデータを活用したアイデアを考えるワークショップが開催されました。
会津地域は長期スキーホリデーの拠点滞在地になれる要素を十分に持っているにもかかわらず、十分に生かしきれていないのが現状です。
釼持勝さんは冒頭のインプットセミナーで「オープンデータといえど、行政が持っているデータでは不十分。民間企業が持つデータや独自で集めたデータを組み合わせる必要がある」と訴え、参加者が主体的にデータ収集を行う重要性を説明しました。
確かに、自治体が公開しているオープンデータだけでビジネスが生まれている事例はほとんどありません。世界のデータを厚葉したスタートアップは行政のデータに加え、独自にデータを収集、分析(ソフト開発)することでより質と価値の高いサービスを提供しているのが現状です。
後半のアイデアワークショップではチームに分かれて観光課題の抽出やテーマ決め。どんなデータを収集し分析を行えば課題が解決出来るのかといった具体的なワークを行いそれぞれが発表を行いました。