今回は会津地域で「除雪」をテーマに前向きに取組んでいる企業や地域、学生を集め、それぞれの事例紹介を行いました。
学生枠では会津大学生チームの「さすけね」というアプリを紹介。
除雪をしてほしい人が専用の電話番号に電話をかけると、除雪支援者（ボランティアなど）にその除雪場所を教えてくれるというものです。スマートフォンが使えなくても電話さえかけることができれば利用することができます。
アプリはこちらからダウンロードできます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.dip.hiso.sasukene&hl=ja
地域枠からは西会津町の「ジョセササイズ」です。
「除雪は作業じゃない、エクササイズだ！」をコンセプトに、重労働と思われがちな除雪を運動と捉えて楽しんでしまおうという考え方で、専用サイトのみならず日本ジョセササイズ協会という協会を立ち上げ、除雪マニュアルや準備運動の動画など本格的に活動しているのが特徴です。
日本ジョセササイズ協会
http://jjxa.strikingly.com
企業枠からは株式会社デザイニウムが宮下地区で行っている除雪車両位置情報の可視化システムです。
奥会津にある宮下地区では、除雪や道路維持に関する様々な事業を宮下地区建設業協同組合が一括して受け、組合員である地区の建設会社に仕事を依頼する形を取っています。今回、その組合で管理している40ほどの除雪車両の位置をリアルタイムに表示し、走行履歴を確認できるサービスを紹介しました。
最後に参加者から除雪に関して自由に発言していただき、前向きに取り組むためにはどうすれば良いのかについて意見を出し合いました。しんしんと降る雪の中、最後の最後まで熱く盛り上がりました。