2日間にわけて行われたInternational Open Data Day 2015 in 会津(以下、IODD会津)のレポートをお送りします。

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1日目のDay1では、これまでに会津で制作された2つのアプリをもって街を歩き、アプリやそれに関連する技術について実感してもらう試みを行いました。これまでにもご紹介をしてきました「Pieces of Japan」と「会津古今旅帳」というビーコンという小型のBluetoothモジュール(iBeacon)に反応するアプリです。すでに会津若松市内のお店やホテル数か所にビーコンが設置されているため、アプリの入ったタブレットをもって街を歩き、反応を体感しました。

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白い提灯の中にビーコンが入っています。

白い提灯の中にビーコンが入っています。

ホテルにも置いてあります。

ホテルにも置いてあります。

ビーコンに反応すると宝箱が表示され、タップすると詳細情報が表示されます。

ビーコンに反応すると宝箱が表示され、タップすると詳細情報が表示されます。

最後に参加者全員で「アプリの改善点」、「ビーコンを使った新しい使い方」について話し合うアイデアソンを行いました。

その後の「地酒とCONNECT」では来月街中に新しくオープンする居酒屋さんを会場に、学生や社会人が集まり会津の地酒を呑みながらどうしたら地酒を広く知ってもらい飲んでもらえるのかについて語り合うというものです。当日は地元の会津大学に通学し会津の地酒を愛しているという学生のプレゼンテーションがあったり、お店がお勧めしたい2本の地酒の呑み比べなどを行いながらの参加者でアイデアソンを行いました。

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福島の地酒は全国新酒鑑評会で2年連続最多の金賞数を誇っており全国的にも知名度があがっています。また会津若松市では会津地域の酒蔵とその銘柄をオープンデータ化する作業に取り組んでおり、そのデータの一部を使った会津新酒ラリー2015というイベントも開催しております。そんな地酒とオープンデータの関係を考える機会にもなってのではと思います。

次に翌日行われたDay2の模様です。
テーマは「宇宙とCONNECT」

宇宙をテーマに選んだのには理由があり、会津大学はもともと宇宙分野で知名度が高いのです。
会津大学の出村准教授が率いる研究室がJAXAとイトカワの立体形状モデルの構築を共同で行いあの「はやぶさプロジェクト」を支援しました。また「はやぶさ2」でも同様に重要なミッションを果たしており、宇宙分野では技術力が高いことで知られています。また4月に行われる「International Space App Challenge」という宇宙のデータを活用したハッカソンイベントに開催会場として参加を表明しているため、それに向けてのアイデアソンを行うこととなりました。

当日はISACの説明から始まり、過去の受賞作品を研究しながらそれぞれの想いを語り合いました。
最終的には「宇宙の可視化」や「地球環境の改善」という2つの大きな枠がきまり、その中でアウトプットイメージや実現プランを考え発表を行いました。

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最後に参加者全員で記念撮影!おつかれさまでした。

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